【ひとこと書評】 楠緒子・晶子・夢二詞華集 君死にたまうことなかれ [美しい日本の詩歌]

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今回は詩集のご紹介矢印

楠緒子・晶子・夢二詞華集 君死にたまうことなかれ [美しい日本の詩歌]/岩崎書店

¥1,575
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新政権になり、国会では憲法改正による「国防軍」の

保持について盛んに議論が交わされています。

どういう結論が国や国民のためになるのか、

議論を尽くしても簡単には答えが出せないでしょう。

ただわたしは「君死にたまうことなかれ」の一文:

ああ、弟よ、君を泣く、

に心が動揺させられる国会議員が、きっと少なくは

ないと信じます。

以下に全文を掲載して紹介します。

君死にたまうことなかれ
(旅順の攻囲軍にある弟宗七を嘆きて)

ああ、弟よ、君を泣く、
君死にたまうことなかれ。
末に生れし君なれば
親のなさけは勝りしも、
親は刃をにぎらせて
人を殺せと教えしや、
人を殺して死ねよとて
廿四までを育てしや。

堺の街のあきびとの
老舗を誇るあるじにて、
親の名を継ぐ君なれば、
君死にたまうことなかれ。
旅順の城はほろぶとも、
ほろびずとても 何事ぞ、
君は知らじな あきびとの
家の習いに無きことを。

君死にたまうことなかれ。
すめらみことは、戦いに
おおみずからは出でまさね、
互みに人の血を流し、
獣の道に死ねよとは、
死ぬるを人の誉れとは、
おおみこころの深ければ
もとより如何で思されん。

ああ、弟よ、戦いに
君死にたまうことなかれ。
過ぎにし秋を父君に
おくれたまえる母君は、
嘆きのなかに、いたましく、
我子を召され、家を守り、
安しと聞ける大御世も
母の白髪は増さりゆく。

暖簾のかげに伏して泣く
あえかに若き新妻を
君忘るるや、思えるや。
十月も添わで別れたる
少女ごころを思いみよ。
この世ひとりの君ならで
ああまた誰を頼むべき。
君死にたまうことなかれ。

本の感想を書いたらお返事がきた!!

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前々回の「ひとこと書評」で紹介した本矢印

天は人の上に人をつくらず (小さな学問の書 (3))/童話屋
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読んでみて本当に感動したので、本に入っている

「読書感想カード」にひとこと感想を書いて送った

ところ、なんとお返事が届きました!なっ・・・なんと!

お返事


わざわざ直筆文のお便りで、なんだか嬉しいです
ラブ

デジタル化されてきた世の中ですが、やっぱり

アナログも大切ですよね