【ひとこと書評】 憲法 (別冊法学セミナー―基本法コンメンタール (No.189))

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最近テレビや新聞などでよく話題にのぼる「憲法改正」。

次の参議院選挙では憲法96条改正の是非が争点に

なるとも言われていますよね。

改正すべきか、はたまたすべきでないか


・・
・・・ん?待てまて。

ところで「憲法96条」ってなんでしたっけ?

そもそも「日本国憲法」って読んだことないかも・・・

こいつはマズイ!ということで、さっそく図書館へ直行

憲法全文について、その解釈の学術的見解と過去の判例

が書かれてあり、内容は専門的で難しい部分もありますが、

日本国憲法を考える上でとても参考になりました。

本文中、憲法9条のある「第二章 戦争の放棄」の総説には

このように書かれています。

“こうして、本章は単なる国家の「戦争と平和」に対する姿勢

の基本を定めているだけでなく、この国の政治のあり方や自

由のありようをも想定しているのである。さらに本章は、単な

る「平和の理念」にとどまるものではなくて、複雑な国際社会

の現実に向き合うための「平和の技術」をも提供している。

それは、「平和構想を提示したり、国際的な紛争・対立

の緩和に向けて提言を行ったりして、平和を実現する

ために積極的行動をとるべきことを要請している」の

あり、かかる「積極的な行動をとることの中に日本国民の平

と安全の保障がある、という確信を基礎にしている」のである”

平和を実現するために、武力は唯一の方法でしょうか?

平和を実現するために、まだ私たちが出来る別の方法が

あるのではないでしょうか?

そしてその方法を確かめることもせずに憲法を改正してし

まうことは、本当に正しいことなのでしょうか?

ひとつだけ確かなこと、それは決してこのことを考えること

から逃げてはいけないということです。