「agree to disagree」という考え方 ≪【ひとこと書評】 世界を知る力≫

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突然ですが、Facebookって使ってますか

日本ファイナンスでもFacebookページを作成

していますが、わたくしマツバラも個人アカウント

を作ってFacebookを利用しています。
(みつけたら「ブログみたよ!」というメッセージ付きで友達申請
してくれるとうれしいです☆)

Facebookってすごいですね。

Facebookを使い始めて、仕事上もプライベートも、

ぐんっ!と幅が広がりました。

とりわけ「思考の幅」の広がり方がすごい!

Facebookをしなかったら出会う機会のなかったような

人とも接点を持つことができて、ひとつのことに対して

いろいろな物の見方が備わってきたように感じます。

その中にはもちろん外国の方もいますので、「これが

グローバル化かぁ」としみじみ感じています。

でも、情報交流がグローバル化していく一方で、自分

自身の世界に関する知識はいまだローカルのみ

世界を知るにはどうすればいいのか?

そもそも「世界を知る」とはどういうことなのだろう?

この疑問に解決の糸口を示してくれる本に出会いました矢印

著者は報道ステーションやサンデーモーニング

などでもお馴染みの寺島実郎氏。

本書では実は深い日露の歴史や、日米関係は、

実は「米中関係」の歴史を抜きには語れない

と言ったハッとさせられ、うーんと唸らされる興味

深い内容。

なかでもとくに印象に残ったのが中国の学生の

前で語った、

「賛成はできないけれども、あなたのものの

見方、誠実に物事を組み立てて考えてみよ

うという見方については大いに評価する、

いう姿勢が外交に
おいても、国際社会を個

人として生き抜く上でも大切だ」

という言葉。

これを「agree to disagree」(お互いに同意し

ないということに同意する)と言うそうです。

これってすごく根本的で、とても大切なことです

よね。日本だけじゃなく、世界が抱えている問題

のほとんどが、「agree to disagree」な関係を

築けていないから起きているのではないでしょうか。

そしてもうひとつ、大切な教えがありました。

それは、

「世界を知れば知るほど、世界が不条理に

満ちていることが見えてくるはずだ。その不

条理に対する
怒り、問題意識が、戦慄する

がごとく胸に込み上げてくるようでなければ、

人間としての知とは呼べない。」

という言葉。

「ガツーン」と心に打ち込まれました。

そうか。知識は、それ単体では単なる「知の集積」

にすぎず、そこに怒りなどの、「何か一種の感情」

が生じることで、初めて行動を伴った、生きた「知

識」となるのか。

世界を知るということを勉強できた一冊でした。