金融機関の対応に思うことあり~本人確認のあり方と個人情報の保護についての私見~

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今月発行の北九魂(きたたま)にわたしのコラムが掲載されました(^^♪

コラムの全文を下記にも紹介してありますのでぜひ読んでみてください。

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先日読んだものの中に、金融機関等で実施される本人確認の方法について疑問を呈していた記事があり興味を持った。共感できる内容だったので、その内容を簡単に紹介したい。

10万円を超える振込みを行った時のこと。予め振込先等が印刷された郵便局所定の振込用紙(受取人も収納代行業者も某「超大手」企業)を持って郵便局の窓口へ行ったところ、運転免許証等の顔写真付き身分証明書の提示を求められたという。コピーも取るとのことなので理由を尋ねたところ、「マネーロンダリング(資金洗浄)の防止のため」と言う。あいにく「キャッシュカードとクレジットカードしかない」と説明すると取扱えないと振込を断られた。この振込のために「いまそこで本人しかわからない暗証番号を使ってATMから引き出した」と、現金のレシートを見せたがやはり譲らない。「これを認めないなら他人のキャッシュカードを使って現金を引き出したことになる、それなら警察に通報したらどうか」、と嫌味をいったが結局駄目。しかたなく近くのコンビニに行ったら、何も言わずに取り扱ってもらえた。記事の中でレシート…のあたりは屁理屈に聞こえなくもないが、実は私もこれとほぼ同じ内容の経験をしたことがある。私の場合は会社名での振込だったが、銀行窓口に行くと「会社の登記簿を提出してください」とのこと。これまで一度も言われたことは無かったため理由を確認すると「犯収法改正によるマネーロンダリング防止」のためだという。その銀行に口座を開設したのは昨日今日の話ではないし、普段からも「会社の人間として」窓口で通帳繰り越し等の話をさせてもらっている。もちろん何も言われたことはない。しかも当の振込先は「市役所」である。どうやって「資金洗浄」が出来るというのか。何度か押し問答を繰り返したが、結局会社の登記簿を出さない限り振込には応じられないとのことだった。

金融の仕事に携わっている身として、本人確認が大切なのは理解できなくは無い。しかしながら先の記事の執筆者(クレジット会社の管理担当者)も同様の指摘をしているが、不正でないことが一目瞭然にもかかわらず過重な本人確認を求め、またその写しを保管するということは、顧客の個人情報保護の観点からみてもいかがなものかと思う。