金利ってどうやって決まってる??

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※これまでの授業の読みなおしはコチラから ⇒ 過去掲載分

14時限目の授業は前回説明した金利について、もう少し詳しく見ていきたいと思います↓

テキスト26~27ページ

前回、金利の計算方法を紹介しました。おぼえてますか~?

元金(円) × 金利(%) ÷ 365日 × 借りる日数

でしたよね!大切なことなのでしっかり覚えておきましょう~!

ところでこの計算式を詳しく見てみると、まず1年間に発生する金利を計算して、それを365日で割る、つまり一日に発生する金利を再計算し、その金額に借りる日数をかけることで発生する金利を求めています。ちょっとややこしいかな??(;^ω^)

この1年間に発生する金利のことを年利と言います。「年利」という言葉があるぐらいなので、もちろん「月利」という言葉もあります。これは1カ月に発生する金利を意味します。

金利には単位がいくつかあります

先ほど一日当たりの金利を計算して、と書きました。この一日当たりの金利のことを日歩(ひぶ)といいます。

具体的には100円に対して発生する一日当たりの利息のことで、○銭△厘という単位で表されます。ちなみに1円=100銭=1000厘です。

日歩なんて、普段目にすることも、気にすることもないですよね。

でもじつは日歩ってとても大切だとわたしは思うんです。金利は毎日発生するものだから、ということも理由のひとつですが、そもそも消費者金融で(あるいはもっと古い歴史からかもしれませんが)設定されてきた金利はすべて日歩を元に計算されてきたからです。

例えば、かつての出資法上の上限利率は年29.2%でした。これって何だか半端な数字に思えませんか?

でも実は日歩で計算すると8銭と、スッキリとした数字になるんです!つまり100円につき日当たり8銭(1万円につき日当たり8円)の利息、ということですね。

ちなみに利息制限法では個人間のお金の貸し借りについて上限利率を109.5%と定めていますが、これも日歩で30銭を意味します。むしろ日歩30銭を年利に計算し直すと109.5%になる、と言う方が正しいですね。

このように日歩を理解しておくことは、毎日利息が発生しているんだなということを意識するきっかけにもなりますし、金利というものを理解する上でも知っておくと良いように思います。

ところでお金を借りるときの金利って、どうやって決まるのでしょうか??

金利とコストの関係は?

ちょっと銀行の普通預金を思い出してみてください。あれって1年たつと利子をもらえますよね?(とっても少ないですけれど(´;ω;`)ウッ…)

利子がもらえる、ということは逆に言えば銀行は利息を支払っているということです。

つまり銀行にお金を預けるということは、銀行にお金を貸しているということなんです。

銀行が誰かにお金を貸す場合、当然この預金に払う利息(コスト)よりも高い金利を受け取ろうと考えます。じゃないと預金者の皆さんに利息を支払えませんから。

これ以外にもコストは色々ありますが、例えばこういうことも考えられます。

銀行が誰かにお金を貸したけど、その人がお金を返してくれない。あぁ困った!!

こうなると予定していたお金が返ってこないかもしれませんし、その他の支払いにも影響が出てきてしまう可能性があります。

なので銀行はこの返済されないリスクについてもコストとみなし、お金を貸す際の金利に上乗せするのです。

こう考えると、どうして住宅ローンやマイカーローンが使途自由なフリーローンと比較して低い金利なのかがわかりますよね。

いざ返済が滞った時、住宅や自動車が担保に入っていればそれを処分して回収にあてることができるから、だから金利が低くても大丈夫なんです。

もしも3000万円の住宅ローンが無担保・無保証だったなら、どんな銀行でも絶対に融資することはありません。こんなハイリスクな融資はありませんものね(>_<)

最後に、金利が上がったり下がったりするのは経済の状況にも関係がありますのでその点も説明しておきますね。

金利には固定金利と変動金利があります

例えばいまが好景気だとします(何をもって好景気とするかはここでは置いといて)

景気が良くなると商品やサービスがたくさん買われますよね。

買ってくれる人がたくさんいるから会社としてはもっともっと作りたくなります

今よりももっとたくさん、もっと効率的に作るために新しい機械を導入したり、新工場を建設しようと考えるでしょう。

そのためにはお金が必要になります。

このように考える会社がたくさん出てくるということは、お金を借りたい会社が多くなるということが言えます。

一方、消費者の側ではどうなっているでしょうか?

景気が良くなったので商品をたくさん買うようになります。買う、ということは銀行預金を引き出して使うということですよね。

すると銀行は預金残高が少なくなってきますので、貸せるお金がどんどん少なくなってきます。銀行からすると困ったことです。

当然銀行は預金集めに動きます。預金をして欲しいからよその銀行よりも預金金利を高くしたりします。

預金金利が高くなる、ということはコストが高くなったということで、そうするとお金を貸す際の金利にその分が上乗せされて高くなります

話が長くなりましたけど、つまりこういうことが言えるわけです↓

好景気 ⇒ モノ売れる(モノ作る) ⇒ お金借りたい ⇒ 金利上がる

不景気 ⇒ モノ売れない(モノ作らない) ⇒ お金借りない ⇒ 金利下がる

必ずこのとおりになるわけではありませんが、一般的にはこのように金利は動くと言われています。

今回は金利について細かく説明していきました。金利って面白くないですか~?そう思うのはわたしだけ!?(;^ω^)

次回も大切なテーマ、「返済」についてお話していきます。お楽しみに~☆

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