融資のお申し込みを「断る」勇気

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銀行カードローンの貸出残高増加が問題視されて以降、少しずつカードローンに向けられる視線も厳しいものになりつつあります↓

朝日新聞(平成29年8月2日朝刊)

この記事の一段目では借金過多の相談者の例が紹介され月収30万円の40代男性、借金400万円、二段目からは銀行や信金によるカード契約の売り込みとノルマについて書かれてあります。

この記事に対して言いたいことは色々ありますが、ここでは敢えて書きません。以前のブログにも意見を書いていますのでそちらも読んでいただければ嬉しいです。

先日出席してきた日本貸金業協会の会合の席上で山下会長とお話する機会をいただけたのですが、その際に「本来は借りてはいけない人からの申込に対しても融資を行っていることが問題だ」ということをおっしゃられていました。私もまったくその通りだと思います。

どんな人でもお金が必要になることはあります。浪費目的で借金を繰り返す方は論外ですが、今すぐに資金が必要で、融資を受けられないと非常に困ってしまうという方も中にはいらっしゃいます。実際に涙を流しながらお申込みをされる方もいらっしゃいます。

そのような時、こころの中では「ご融資をすることで状況をなんとか良い方向に向かわせられないか」と考えます。

ですがもし、その方から色々とお聞き取りをした結果、これ以上融資を受ける(借金を増やす)ことで生活が破綻する可能性があるのなら、やはり融資は行うべきではありません。

借金は、利用の仕方によっては生活の助けになりますが、返済計画に狂いが生じると一気に返済困難な状況に陥ることもあり得ます。

自社の利益にばかり目を向けず、お申し込みの入り口の段階で融資を受けるべきではない人をきちんとお断りしていく勇気

いま金融業者に求められている姿勢はこれなのだと思います。