稲盛和夫さんの「人生の方程式」

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京セラの創業者である稲盛和夫さんは、先日読んだ著作の中で「人生や仕事の結果を表す方程式」の重要性を説き、またご自身も実践してこられたと語られていました。

稲盛和夫 OFFICIAL SITEより

その方程式とは、

人生・仕事の結果 = 考え方 × 熱意 × 能力

このような式で表すことができ、能力と熱意はそれぞれ「0 ~ 100点」で考えるのだそうです。

たとえば稲盛さんの解説によると、「能力」とは先天的な要素が大きく、「個々人が責任を持てる部分はそう多くはない」そうで、天賦の才とも言える領域なのだそうです。

反対に「熱意」は個々人の意志力次第でいかようにも伸ばすことができる、努力して伸ばすことのできるものであると言い、稲盛さん自身、この「熱意」を最大限にしようと努力を重ねてこられたそうです。

つまり、「能力」が90点でも30点ほどの「熱意」しかないのであればその結果は「90 × 30 = 2,700点」であるのに対し、能力が平凡な「60点」であったとしても人並み外れた「熱意」が90点あれば「60 × 90 = 5,400点」と、能力が高い人よりも総合力で上回ることができるということです。これは非常に勇気づけられますね!

しかし稲盛さんが素晴らしいのは、ここに「考え方」というもうひとつの要素を掛け合わせているという点です。ちなみに考え方は「0 ~ 100点」ではなく、「-100 ~ 100点」で考えるそうです。これはどういうことでしょうか?

このことについて、稲盛さん自身の経験からその意味を書かれています。

稲盛さんは大学卒業後、厳しい就職難の時期ということもあり中々就職先が見つからなかったそうです。

そういう日々が続く中で次第に自暴自棄な考え方になっていき、「いっそインテリヤクザにでもなろうか」と考えたそうです。

その時のことについて書かれてある部分をそのまま抜粋して紹介したいと思います。

 そのとき、もし私が本当に任侠の世界に身を投じていたなら、少しは名を成したかもしれない。というのも、私には誰にも負けない「熱意」があり、ある程度の「能力」もあったからである。

しかしながら、「考え方」が世を拗ねて渡るというマイナスの方向であるために、私の人生の結果は大きなマイナス値となっていただろう。

「考え方」の大切さがとてもわかりやすく伝わってきますよね。「能力」が90点で「熱意」が90点であったとしても、「考え方」が-10点なら総合点は-81,000点でマイナス点になってしまうということです。

「能力」は「熱意」で克服できます。でも最終的に「考え方」が悪いと人生や仕事の結果もマイナスになってしまいます。

この教えは忘れないようにしなければいけないなと思いました。