「借りられるなら、どこでもいい」
そんな気持ちで選んだ借入先が、人生を大きく狂わせてしまうことがあります。
今回から3回にわたり、「なぜヤミ金融が危険なのか」について、実際の相談事例をもとに、わかりやすくお伝えします。
日本ファイナンスでは2013年から2018年までの5年間、九州地方発行のフリーペーパー「北九魂(旧キタキュウ.ビズ)」でコラムを掲載させて頂きました。
今回は2014年4月号掲載のコラムを再掲させていただきます。
(※公式YouTubeチャンネルにオーディオブック版を投稿しております。ぜひご覧ください。)
【オーディオブック版】
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借金の中で、もっとも注意しなければいけないこと、それは「ヤミ金融」からの借金である。一昔前に比べるとヤミ金融に関する報道は減ってはいるが、依然として「ソフトヤミ金」や「偽装質屋」といった新手のヤミ金融が登場していて、まだまだ油断ならない。ヤミ金融からの借金はとても危険な行為だが、実際にヤミ金融を利用してしまった方や、利用を考えている方と話をすると、「ヤミ金融も正規の金融業者も、借りられるならどっちだっていい。どうしてヤミ金融から借りてはいけないのか」という質問をよく受ける。では、なぜヤミ金融を利用してはいけないのか。その質問にお答えしたい。ヤミ金融は、それ自体が「違法行為」を前提として行われている。ゆえに万が一返済が滞ってしまった時には、本来は法律で禁止されている違法で過剰な取立行為を平気で行ってくる。決して「現状を正直に話せばわかってもらえる」といった相手ではない。実際、私のもとに相談に来られた方は、すぐに返済するつもりでヤミ金融を利用してしまったばかりに、最終的には仕事を失い、持ち家も手放すことになってしまった。このように、ほんの少しの気の緩みが生活を全て破壊してしまうことにもなりかねない。もし、自分自身や、あなたの身近な方がヤミ金融を利用してしまった場合、一刻も早く警察や弁護士などに連絡をして、早急に対策を講じていただきたい。そして、決して一人で解決しようなどとは思わないで欲しい。それは勇敢な行為などではなく、ただただ「無謀な行為」でしかないからだ。来月号では、ヤミ金融が高金利を要求する際のその巧妙な手口について説明する。
(執筆者:松原剛)
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