ヤミ金融を見抜く最も簡単な方法──鍵は“貸金業登録”

コラム

消費者金融の利用については、正しい知識があるかどうかで安全性が大きく変わります。前2回のコラムで、ヤミ金融に手を出すことの危険性を実例とともにお伝えしてきましたが、「正規業者とヤミ金融の違いが分からない」「見分け方を知らない」という方も少なくないと思います。情報不足が原因でトラブルに巻き込まれるケースは後を絶たず、業界としても改善すべき課題です。そこで、安心して金融サービスを利用するために知っておきたい基本中の基本──“正規業者かどうかを自分で確認する方法”を、今回は解説します。

日本ファイナンスでは2013年から2018年までの5年間、九州地方発行のフリーペーパー「北九魂(旧キタキュウ.ビズ)」でコラムを掲載させて頂きました。

今回は2014年6月号掲載のコラムを再掲させていただきます。

(※公式YouTubeチャンネルにオーディオブック版を投稿しております。ぜひご覧ください。)

【オーディオブック版】

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これまで本誌面で2回にわたり、ヤミ金融を利用することの危険性について実例を示して説明をしてきた。しかしながら、読者の中には「そもそも消費者金融とヤミ金融は同じものだと思っていた」。「違いがあるとしてもそれを見分ける方法がわからない」という意見の方がほとんどだと思う。残念なことだが、これが貸金業界の現実であり、こうした原因のひとつである情報の発信不足については今後の課題であり、反省すべき点でもある。

そこで今回は「ヤミ金融か正規の貸金業者か、誰でも簡単に見分けられる方法」を解説したい。見分け方のポイントは「貸金業登録」の有無の確認だ。正規の貸金業者として営業を行う場合、必ずその旨の登録を受けなければならない。もし無登録のまま営業を行えば10年以下の懲役に処せられることもある。つまり無登録業者は必ずヤミ金融なのである。この貸金業登録には一定の表示形式がある。例えば筆者が勤務する、日本ファイナンス有限会社の場合、「山口県知事(4)第01430号」が登録番号になる。

この貸金業登録について、ほとんど知られていないのだが実はインターネットを使えば誰でも無料で調べることができる。インターネット検索で「登録貸金業者情報検索サービス」と入力すれば必ず初めに金融庁のページが出てくるはずだ。このページを使えば業者名の検索はもちろんのこと、貸金業登録番号や所在地の都道府県名、電話番号、代表者名でも検索することができる。ネットの使用環境がない場合でも、各都道府県の金融課や日本貸金業協会、警察などで調べてもらうことが可能。消費者金融を上手に利用すれば生活にゆとりの時間を作ることができるが、反面よく分からないまま利用してしまうと、実はヤミ金融だったという場合もある。正規業者かどうかを判断する方法として、今後は「貸金業登録」に注意してみて欲しい。

(執筆者:松原剛)

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