【衝撃】スマホ契約が信用履歴に?—知らないと怖い現代の常識|シリーズ「はじめての信用情報と信用情報機関」(日本ファイナンス寄稿コラム)

コラム

あなたの信用情報、スマホが左右しているかも?今回はスマホ契約が信用情報に与える影響についてのショートコラムをお届けします。

日本ファイナンスでは2013年から2018年までの5年間、九州地方発行のフリーペーパー「北九魂(旧キタキュウ.ビズ)」でコラムを掲載させて頂きました。

今回は2015年3月号掲載のコラムを再掲させていただきます。

(※公式YouTubeチャンネルにオーディオブック版を投稿しております。ぜひご覧ください。)

【オーディオブック版】

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 数年前まではまだ珍しかったスマートフォン(スマホ )だが、総務省発表によると平成24年末時点の携帯電話普及率では実に半数以上をこのスマホが占めているらしい。電話としての機能に加えて、いつでも手軽にインターネット接続が可能になったことが昨今の爆発的普及の要因なのだろう。家族や友人と連絡を取り合うために、今では何と小学生の頃から自分自身のスマホを所持しているそうだ。

 ところでこのスマホだが、契約(購入)しようとするとほとんどの携帯会社はその端末代金を分割し、月々の通話料等に織り交ぜて請求する。つまり私たちは毎月の通信料の支払いと合わせて、「割賦販売」によってローンで購入した携帯電話の端末代金を「返済」していることになる。これまでローンや借金とは縁がないと思っていたのに、実は自分でも気づかない内に、しかもこんなに身近なところでローン契約を結んでいたという事実に驚いた人もいるだろう。「端末代金が実質0円」の謳い文句に惑わされて、実際には端末代金を支払わされているという事実が見えにくくなっていることも原因のひとつだと思われる。そしてローンで携帯を購入したということは、 当然、 ローン会社による信用調査が行われたということであり、信用情報機関 (株式会社シー・アイ・シー)に購入及び返済している旨の信用情報が登録されることになる。これがどういう意味か解るだろうか。先ほど携帯会社からの毎月の請求内訳に携帯端末代金も含まれていると書いた。よって万が一この請求書の支払いを滞らせてしまうと、同時に信用情報機関にも「延滞情報」が登録されてしまうことになり、以後クレジットカードや各種ローンの審査が通らなくなる可能性も出てくるだろう。実際に近年、上記信用情報機関に保有されている滞納件数は増加傾向にある。このように、自分では気づかないところで信用情報が登録されている可能性があるということをぜひ知っておいていただきたいと思う。

(執筆者:松原剛)

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